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フランスのメディアの話題から
日々覗いている仏メディアで日本で報道されていないものをメモします
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「遺伝子組み換え大豆を含まない」よく豆腐や納豆のパッケージに見られる文言ですが、もうすぐ回転ずしでも回り始めるかもしれません。アメリカがとうとう遺伝子組み換えサケの販売を認める可能性が出てきたからです。

AquaBounty社の社長が今年末までは販売の認可が降りるだろうと発表しました。作物ではすでに遺伝子組み換え技術が採用されて15年になるので、17年間研究開発された遺伝子組み換えサケが認められるのは自然の流れなのでしょうか。この後には遺伝子組み換え鶏やブタも続くのでしょうか。

アメリカが遺伝子組み換え作物をヨーロッパに持ち込んだとき、除草剤を売るためや、殺虫性を持たせるのではなく、乾燥や塩害対策、それとも特別な病気対策になるような作物なら受け入れやすいと答えていた人も多かったヨーロッパはいまだに遺伝子組み換え技術にはアレルギーがあり、このサケもフランケンフィッシュと呼ばれています。

このサケは普通のサケの半分の期間で育つというのがウリです。FDAは食べてもなんら問題はないが、自然のサケへの影響を唯一懸念したそうですが、AquaBounty社はこのサケは繁殖力がなく、また仮に外に逃げてしまってもサケが住めない環境でのみ養殖すると言っていますが、はたして本当に将来にわたってそういうことができるのかとも心配されています。

早速このサケの販売をしないと発表したスーパーなど様々な反応が出ていますが、素晴らしいのは少なくともヨーロッパではこのサケが遺伝子組み換えであることをラベルに載せる義務はないとのこと、あーTPP TPPですねぇ。欧州では遺伝子組み換えについて強い拒否感があるだけに、日本からも動向を注目していきたいです。
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ヨーロッパのレストランならどこでも見られるオリーブのビンが2014年の1月1日から消えることになりました、日本のイタリアレストランなんかではまだなかなか見られませんが。来年の元旦以降はオリーブオイルは、再充填できない一回しか使えない容器に置き換えられるのです。そしてその容器には正確なオリーブオイルの生産地や内容が表記されることが義務付けられました。

オリーブオイルの主要生産地である、スペイン、イタリア、ギリシャとポルトガルを含む15カ国がこの提案を指示した一方イギリスは反対、ドイツは棄権しました。要は北ヨーロッパは安いオリーブオイルをレストランが混ぜて提供するのを良しとし、南欧は高給オリーブオイルはそれなりに扱ってほしいと言う気持ちが真っ向からぶつかったわけです。

ドイツやイギリスのメディアは、今でも「もっともバカげた法案だった」とか、「テーブルのオリーブオイルの品質なんかだれも気にしていないのに」と反発しているようです。まあ、中国みたいな産地が近くになければそうも言っていられるのかもしれません。

フランスの立場は中立です。というのはフランスは少量ながら高級オリーブオイルの生産国になっていますが、こういうオイルは、レストランのテーブルに並ぶものではないので、ほとんど影響はないと思われるからです。

では、いったいなんでこういう提案がなされたのかと調べてみると、ポルトガルあたりではかなりいい加減に安いオリーブオイルをビンに何回も充填して提供していた模様で、現地の真面目なオリーブオイル生産者の怒りを買ったというのが背景にあったようです。中国の油再利用事件ほどひどくはないようですが、油を売るのはどこでも問題になるようです。

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学校でジャンクと言われる食べ物や飲み物の宣伝を禁止する、ペルーのフマラ大統領の決断が話題になっています。大手食品業界から猛烈な批判にさらされていた法案がとうとう施工されました。

この法律はさらに、学校での運動活動の推進と、自然食品を扱う食堂と売店の設置も促しています。制限されるジャンクフードはポテトチップスのようなスナック類、チョコバー等、それと甘い清涼飲料水、大量の宣伝の子供市場をターゲットにする産業ですから、反発は想像に難くありません。

女性の52%と5歳から9歳の子供の24%が肥満状態にあると言われているペルーは現在南米でも有数の経済発展中の国で、トランス脂肪酸や多くの砂糖など、子供の健康にどう見ても適さない食品、飲料の宣伝活動があふれかえっていた模様です。

大統領はタバコの規制を頭に置いているようで、今後パッケージにその食品、飲料の健康に対する影響を掲示させることも考えているとも言われていますが、同様の試みは大企業の反発でなかなか進んでいないとも言われています。大型容器の飲料水の販売を禁止した、ニューヨークのケースなどありましたが、ペルーのケースが今後どう展開するか注目です。

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肉食への不信感から菜食に切り替える人が増えているフランスですが、完全な菜食主義者には注意が必要な食品があるという記事です。

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画像をクリックで元記事に飛びます

チーズ:チーズにはレネットという子牛や子羊の胃からとった酵素で固めたものが存在します。高価なので発酵などで作られたものも多く使われていますが、子牛や子羊のものは生きたままでは取れないので肉をたべるのと同じだとか。

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バナナ:これは日本で行われているかどうか不明ですが、フランスのバナナには長持ちするように表面をキチンやキトサンで処理したものが多くあるようです。もちろん、これはカニの甲羅や、イカの甲で作られています。ま、皮は食べないのですが。皮なしでは買えないし。

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ビールとワイン:ビールとかワインにはアイシングラスという清澄剤、そう濁りを抑えるためのゼラチンが使われることがあるそうです。これは魚の浮き袋から作られています。

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ケーキ:これも意外なことにケーキに使われる白砂糖ですが、きれいに白く精製するために、ボーンチャーと言われる動物の骨を炭化した炭が使われているものがあるそうです。それに、特に安価なケーキでは動物性の油脂が使われているものがあります、これは通常成分表に記載されています。またヨーグルト類のケーキではゼラチンが使われていることがありますが、これも動物の骨や皮から作られています。

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オリーブオイル:びっくりですが、フランスのオリーブオイルにはオメガ3脂肪酸(日本ではDHAとかEPAの方が有名ですが)を添加しているものがけっこうあるようです。当然これは魚から抽出されています。

まあ、げっそりするような記事ですが、厳密な菜食主義者のみなさん、フランス旅行の際には気を付けてください。


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ミント風味の牛肉、それとジェリーと言えばフランス人が大いにバカにしたイギリスの食べ物でしたが、ここに来て流れは大きく変わってきました。イギリス人はワインだけはよく知っているが、食べ物、料理については無知とされていたものですが。

先週リヨンでボキューズの名を冠したチーズの品評会でイギリスのチーズが優秀賞を取り、フランスのチーズ専門家を唸らせ、実際最近、レストランでイギリスのチーズを勧めると、ためらっていたお客さんも試した後はリピートすることが多いと言っています。日本料理のようなものと違って、自分たちの自慢のチーズ分野で、イギリス産のチーズに負けるというのはショックのようです。

BSEで地に落ちた英国産牛肉にも風が吹いています、パリで最高の肉屋と言われたブルドネック氏はフランスの牛肉は脂肪が足りなく、コラーゲンが多すぎ、そして高く、イギリスの品質に全くかなわなくなったと本に書いて、フランスの業界から追放されてしまいました。

シラク元大統領は「これだけまずいものを食べている国民は信用できない」とか、「フランス料理は世界最高のものであり、当然世界遺産になるべきである」としたサルコジ元大統領の時代と何が変わったのでしょうか?

この十年でイギリスからフランスへの食料品の輸入は倍増し、世界のトップレストランのランキングではパリはロンドンに追いつかず、今や世界のガストロノミーの首都はロンドンだと言われるようになりました。以前からも、パリはフランス料理はおいしいが、それ以外の料理、たとえばまともなイタリア料理はないと言われたものですが、強固なイギリス料理が存在しないロンドンの方が他国の料理を積極的に吸収したということもあるかもしれません、有名な中華街や、美味しいイタリア料理、日本料理のレベルも有名でしたし。

しかし、チーズでイギリスが優秀賞とは、時代は変わるものです。

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ときどき覗くフランスのメディアの記事で日本ではあまり紹介されていないものをとりあげます。

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