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フランスのメディアの話題から
日々覗いている仏メディアで日本で報道されていないものをメモします
東独時代に大手製薬会社が開発薬の人体実験を行っていたことをドイツシュピーゲル紙が公表し、政府を巻き込む大スキャンダルになりそうです。同紙はドイツ厚生省以外にも東独時代に秘密警察等の資料を細かく調査した結果としています。

2010年にドイツのテレビがドキュメンタリー番組で東独でそのような人体実験があったことを放送し、2000人に抗鬱剤が処方されたとしましたが、今回の報道は桁が違います。

シュピーゲル紙によると東独の50以上の病院で600件以上の実験が、患者に告げることなく行われ、東独最高峰の病院であった、ベルリンのシャリテ大学病院でも行われていて、人体実験された患者は5万人近かったというから大変です。

同紙はかかわった企業名、もちろんドイツやスイスの大企業、バイエル、サンド、ベリンガーマンハイム、ヘキストといった名前を挙げていますし、謝礼はユーロ換算で40万ユーロ(約5千万円)程度だったとも暴露しています。さらに問題になるのは、この実験を通じて死者が出たことが確認されていることです、どの企業のどの薬でどこの病院で何人死者が出たということが一部判明しています。それに今ではみんなドイツ人ですから、ほっておくわけにはいきません。

未熟児を対象にした試験も見つかりましたし、その後の副作用となるとどのくらい波及するか想像もできないわけですが、各企業は古くからおこなわれていたもので、当時の法律にのっとり厳正におこなれたものであると、まあ、トーゼンのコメントを寄せています。

メディアにほじくられて大スキャンダルになる前に、政治的に消火しないといけないのは明らかで、政府は予算を組んでベルリン病院の調査を支持すると発表しました。
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ときどき覗くフランスのメディアの記事で日本ではあまり紹介されていないものをとりあげます。

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