FC2ブログ
フランスのメディアの話題から
日々覗いている仏メディアで日本で報道されていないものをメモします
969729-1147318blog.jpg

画像をクリックで元記事に飛びます

ベッカムの引退報道でかすんだ感のあるパリサンジェルマンの優勝ですが、じつはフランスで一番の報道の対象は祝勝会が行われたトロカデロ広場でのファンの狼藉でした。「壊し屋」と呼ばれる状態になったファンが窓を割ったり、警官に乱暴したりして、結局警備隊が出動、催涙ガスが使われ、祝勝会は中止、その後予定された選手によるセーヌ川の祝勝クルーズも中止になりました。(逆にベッカムの引退のニュースは日本ほど目立ちませんでした)

パリサンジェルマンと言えば一時の落ち目から、カタール資本のおかげで立ち直りベッカムをはじめとする一流選手を獲得、優勝したわけですが、言われていることはカタール資本のため、わざわざ祝勝会をスタジアムではなくてエッフェル塔の対岸のトロカデロで行って、観光地を危険にさらし、フランスのイメージを大いに傷つけたということです。

フーリガン化する恐れのあるサッカーファンをそのように誘導したのであれば、公安局の落ち度も指摘されていますし、実際周辺や駅では通常デモで見られるような警備はほとんど見られなかったようです。なんと責任者はこんな時期にバカンスに行っていたとも。

当初は一部の暴徒化したパリサンジェルマンファンと非難していたホランド大統領も、フランスのイメージをおとしめる最悪の暴徒と3日でテンションを数倍に上げ、防犯カメラで特定された暴徒をすでに逮捕したとも伝えられていますが、壊された車が三台、警官が3名軽傷を負っただけで、大きな騒動の割に実害は小さく、日常的に破壊活動があるマルセイユなんかと比べても、落としどころは難しいかもとも言われています。

しかし、昔はイギリスの名物だったフーリガンはすっかりフランスに定着し、優勝しても騒ぐという事態にはみんな苦々しく思っているようです。最近の調査ではフランス人青年の75%(!)が公務員志望だそうで、安定志向がきわめて高く、安定な世界に入れなかった若者が暴力に走っているのかもしれませんという記事もありました。

スポンサーサイト

















管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ペドラパン

Author:ペドラパン
ときどき覗くフランスのメディアの記事で日本ではあまり紹介されていないものをとりあげます。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

訪問者数