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フランスのメディアの話題から
日々覗いている仏メディアで日本で報道されていないものをメモします
不敬罪というものは王制度の国では今でも存在しているところがありますが、フランスでは王様はいないにも関わらず、国家元首(他国、大使を含む)への侮辱罪というものが存在していました。そう、大統領を侮辱すると45000ユーロの罰金が待っていたのですが、このたびこの法律が廃止されることになりました。

ドゴール大統領時代に数回適用された法律ですが、最近はサルコジ前大統領が展示会で「触るな、汚い」と言われて、暴言を吐いた件で有名になった事件で、「触るな」と最初に言った訪問者が30ユーロの罰金を命じられたのですが、これが欧州人権裁判所で言論の自由に反するとされてしまい、フランスは追い詰められていました。

今後大統領は侮辱に対しては、一般人と同様に名誉棄損で対応することになり、罰金も12000ユーロと下がりました。まあ、罰金で大統領の尊敬を買うというシステム自体が時代遅れだったという議員もいますが、選挙で選ばれた人に侮辱罪というのは皇室を抱える国民には分かりにくいと思います。

ツイッターでは早くも大統領に何でも言えるぞと盛り上がっていますが、名誉棄損罪は適用されるのであらたな事件が起こらないといいと思います。

しかし、ヨーロッパレベルの法律ができたときに、既存の法律との整合性というのは調べなくてもいいんですかね。
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ときどき覗くフランスのメディアの記事で日本ではあまり紹介されていないものをとりあげます。

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