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フランスのメディアの話題から
日々覗いている仏メディアで日本で報道されていないものをメモします
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オランダのコーヒーショップと言えば、合法的にマリファナが吸えるということで知られ、ただそのために旅行するフランスの若者が大勢いることが知られていましたが、外国人向けには販売を停めるためにwietpasという許可証がないと売らないという制度が導入されましたが、これは廃止、コーヒーショップへの外国人入館禁止、これもマーストリヒトなどを除いて、全国的にはなりませんでした(地図参照)。さて、現在どうなっているかをrue89がレポートしています。

一時厳格化が進んだオランダのコーヒーショップ事情ですが、現状はオランダの複雑な政治状況が関係して、停滞しています。オランダはここのところずっと連立内閣で運営されていますが、VVD(自由保守派というわかりにくい人たち)はこの連立の一派で、唯一、コーヒーショップは運営管理の強化を徹底するべきという方針で、外国人排斥、パスポート制の導入等に反対してきました。

歴史を振り返れば、欧州諸国からマリファナを拡散していると批判され、オランダ政府は自国民だけの使用に制限する「パスポート制」を欧州共同体に提案したということがあります。「自国民だけ」というのは当然欧州共同体の精神に反するものであるわけで快く受け入れられませんでした。

そして2012年の選挙でVVDが連立政府に入り、Wietpasは結果として、コーヒーショップ内でのマリファナの販売を結局コーヒーショップ外に押し出してしまい、さらにその他の禁止されているハードドラッグの取引をも推進しているという状況が確認され、Wietpas、パスポート廃止、外国人排斥中止の動きになったわけです。

ある調査によれば、アムステルダムを訪問する観光客の30%は観光目的の一部にコーヒーショップを挙げており、さらに10%はコーヒーショップを主要な訪問目的にしていて、オランダとしても、経済的に重要な観光資源として無視できない状況になっています。マーストリヒトみたいに外国人禁止とアムステルダムの様に外国人受け入れ政策を並立される方向で進んでいます。

以上は、マリファナを買う側ですが、売る側、特にどうやってコーヒーショップがマリファナを仕入れているかについてはグレーな部分があり、いくつかの都市が規制に取り組むようです。

何事にも手際のいいオランダがどう取り組むか、自国民の海外での行動を規制することもできないフランスとして、興味津々、行方を見守るという立場ですが、大部分の読者はオランダのどこに行けばコーヒーショップに行けるかという興味本位で読む記事でした。

ちなみにコーヒーショップに行って日本に帰ると、服にしみついた匂で、成田で麻薬犬が飛びついてくるという話を聞きます、ご注意ください。オランダの大都市ですと、違法ですがディスコでも、煙むんむんですから、リスクは同様だと思います。気を付けましょう。
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ときどき覗くフランスのメディアの記事で日本ではあまり紹介されていないものをとりあげます。

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